高次脳機能障害

高次脳機能障害とは、交通事故による外傷などによって脳に損傷を負うことで、事故の直後から突然感情のコントロールができなくなってしまったり、行動の目的設定・遂行などが突然できなくなってしまうことがあります。

(特に、交通事故で頭部に大きなダメージを受けた被害者は、脳挫傷や外傷性血腫などの局在性脳損傷だけでなく、必ずしも画像上に表れない【びまん性脳損傷・びまん性軸索損傷】などを伴うこともあります。)

この状態を高次脳機能障害といい、一般的には、交通事故(脳外傷など)などにより脳が損傷されることによって、脳の「認知機能」に障害が起きた状態を指します。

ここでいう脳の「認知機能」とは、五感(見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触る)から始まって、脳が「情報」を受け止め、行動に移すまでに脳内で起こる、すべての「プロセス」のことをいいます。

もっと分かり易くいえば、脳で受けとめた情報を、以前の記憶と照らし合わせて認識したり、新たな物事を学習して記憶したり、いま自分の置かれている立場を把握し、実際の行動に移したりする高度な脳の働きのことです。


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